2022年12月 ドローンは免許制度へと移行いたしました。
これまでは自由に飛ばせていましたが、今後は免許を持っていないと飛ばせないという状況が増えてくることが予測されます。(2023年2月 現在では都度申請することで飛行可能)
お仕事でドローンを使用される方の中にはドローンの免許取得を検討されている方も多いのではないでしょうか。
民間ライセンス
免許制度に移行したものの、まだ民間ライセンスを発行している団体は存在します。
おそらくインターネットで検索されたほとんどの方が「○○ドローンスクール」といった民間のライセンス発行団体に行き着いたのではないでしょうか。
実は2022年12月以降も民間ライセンスは免許と同居する形で残っています。
免許を取得しないと結局飛ばせないのであれば免許だけ取得すれば良いと考えていませんか?
免許制度と民間ライセンスの相関関係をきちんと理解していないと損をしてしまいます。
民間ライセンス発行団体が同居していることには理由があるのです。
民間ライセンス取得による優遇措置
民間ライセンスを取得するということは、航空局の推奨する10時間以上の訓練を積み、講習団体の指定する試験に合格したということになります。
免許制度ではそれらの実績を考慮して、①時間的な優遇 ②金額的な優遇※2023年2月時点での情報です
が受けられる点で、2023年2月現時点では民間ライセンスを取得してから免許を取得した方が早く、安くなると言われています。
民間ライセンスを取得している人を「経験者」と呼ばれます。
経験者と未経験者ではどのくらい優遇されるのでしょうか。
経験者
<2等ライセンス>
学科:4時間以上
実技:2時間以上
合計:6時間以上(14時間以上 省略)
未経験者
<2等ライセンス>
学科:10時間以上
実技:10時間以上
合計:20時間以上
<1等ライセンス>
学科:9時間以上
実技:10時間以上
合計:19時間以上(49時間以上 省略)
<1等ライセンス>
学科:18時間以上
実技:50時間以上
合計:68時間以上
上記のように、2等ライセンスで14時間、1等ライセンスに至っては49時間以上優遇を受けることができます。
また費用面の優遇については下記のように想定されています。
<2等ライセンス>
10万円~ (約15万円~25万円お得)
<2等ライセンス>
25万円~35万円
<1等ライセンス>
20万円~ (約30万円~40万円お得)
<1等ライセンス>
50万円~60万円
このように、民間ライセンスを取得することで、
学科・実技に関しては最大49時間、費用に関しては最大40万円優遇措置を受けることができます。
民間ライセンスの取得にかかるコストは様々ですが、取得することで大きなメリットが受けられることがわかります。
2023年2月現在では免許制度と民間ライセンスがそれぞれ補い合う形で同居しており、ドローンスクールを受講した人が損をしないように考えられております。
これらからまずはドローンスクールを受講した方がお得です。
ドローンの免許取得をお考えの方は是非、ドローンスクールの受講からご検討くださいませ。
全国に様々なドローンスクールがありますが、どれを受講すべきなのでしょうか?
次のページではドローンスクールの違いについてご説明したいと思います。
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