バッテリーの保管方法について 2022/04/21 2022/04/27 お知らせ ドローンの飛行には必要不可欠なバッテリー。全てのバッテリーを充電し、準備万端で撮影に挑んだものの、全てを使わなかった。なんてことはありませんでしょうか。実はそのまま保管するとバッテリーに負担をかけてしまいます。今回の記事では、そんなバッテリーの適切な保管方法についてご紹介したいと思います。 目次 サイクル劣化と保存劣化 適切な保管方法 バッテリーの廃棄方法について サイクル劣化と保存劣化 まずはバッテリーの劣化する原因についてご紹介します。バッテリーの劣化には大きく分けて二つの要因があると言われております。それはサイクル劣化と、保存劣化です。 ー サイクル劣化バッテリーを繰り返し充電することで生じる劣化のことを指します。スマホなどでも長年使用すればバッテリーの持ちが悪くなったりしますが、これもサイクル劣化の一つです。繰り返し充電をすることで、内部で化学反応が少しずつ進み、電池としての機能が損なわれていくことにより発生します。 ー 保存劣化 バッテリーの保存状態が悪く劣化してしまうことを指します。 具体的には高温な場所や直射日光を受ける環境での保管や、バッテリーがフル充電の状態での保管などを指します。 どちらもバッテリー内部が高温になってしまい、化学反応を促進させてしまうため、劣化に繋がってしまいます。 適切な保管方法 では、バッテリーをどのように保管すればよいでしょうか。適切な保管方法をご紹介いたします。 ・50%保管バッテリーの適切な保管残量は50%ぐらいが適切と言われています。フル充電の状態と比べると2倍近く劣化を抑えることができると言われています。 ・風通しのよい場所での保管熱が一定の場所に留まらないように風通しの良い場所で保管しましょう。 ・乾燥した場所での保管湿度も40% ~ 50%ぐらいが適切と言われております。日本は高温多湿になりやすい環境ですので、保管場所には十分注意しましょう。 ・長期間の未使用を避けるフル充電ではなかったとしても、長時間(1カ月以上)使用されない状態も劣化を促進させます。1か月に1度は電池を使いリフレッシュさせるようにしましょう。 バッテリーの廃棄方法について バッテリーは産業廃棄物に該当します。そのため、そのままゴミ箱に捨てることはできません。自治体毎にも廃棄方法は違いますので適切な方法で廃棄するようにしましょう。ドローンと産業廃棄物でも詳しくご紹介しておりますので、ご参考ください。 いかがでしたでしょうか。今回は知っているようで、知らないバッテリーの保管方法をご紹介いたしました。 UAVJAPANは大阪に拠点を置き、空撮・点検・測量など様々なドローン関連事業を展開しています。ドローンスクールでは、基礎からビジネス向けの操縦技術および法規制から飛行申請実務まで充実したカリキュラムを受講いただけます。ドローンに関わる業務への進出やドローン操縦の資格取得など、ご興味がありましたら是非、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ ドローンに関するお問い合わせはお気軽にどうぞ