ドローンで空撮をしたいと考えた時、まず必要なことは何でしょうか。
これだけは押さえておきたいということをピックアップしてご紹介いたします。
1.空撮の場所を決める
最も大切なことが、空撮の場所を決めることです。
実際にドローンを飛行させたいと考えた時、都道府県によっては飛行させることができない場所もあります。
まずは現地が飛行禁止区域ではないか確認してください。
また航空局への飛行許可申請の有無にかかわらず、現地の管理者に許可をもらう必要があります。
99g以下のトイドローンの場合、航空局への飛行許可申請は不要ですが、現地の許可はどのようなドローンでも必要になりますのでご注意ください。
また、一級河川などの場合、河川法によりドローンの飛行が禁止されている場合があります。
2.現地の状況/天気の確認
次に現地の状況や、当日の天気を確認します。
車で行った場合、車を止める場所があるのか、近くに無い場合は止めた場所から歩いていけるのかなど、撮影日のシミュレーションを行って無理のない計画を立てる必要があります。
撮影予定地が複数ある場合はgoogle mapなどで経路の確認をして効率よく撮影できるようにしましょう。可能であればロケハンなどを行って、自分の目で確かめられると良いでしょう。
天気については週間天気予報で1週間前、3日前、前日、当日の出発前など、何度も雨が降らないか確認しましょう。
気象庁のHPでは降水確率だけではなく、その予報がどの程度の精度なのかを示してくれています。
Aランクが最も信頼度が高くCランクが最も低い形となっております。
参考になれば幸いです。

気象庁のHPでは降水確率だけではなく、その予報がどの程度の精度なのかを示してくれています。
Aランクが最も信頼度が高くCランクが最も低い形となっております。
参考になれば幸いです。
3.持ち物の準備
ドローンを飛行させるために必要な物を準備しましょう。
車で移動できない場合は必要最低限の物をもって出発するようにしましょう。
また、バッテリー類やスマホなどの充電を忘れると、当日撮影ができなくなりますので
必ず確認するようにしましょう。
また、撮影時にはその場で撮影許可が必要になるケースもありますので、モデルリリース、プロパティリリースを携帯するようにしましょう。
モデルリリース、プロパティリリースについての記事も掲載しておりますのでご参考いただけますと幸いです。
また、撮影時にはその場で撮影許可が必要になるケースもありますので、モデルリリース、プロパティリリースを携帯するようにしましょう。
モデルリリース、プロパティリリースについての記事も掲載しておりますのでご参考いただけますと幸いです。
当ホームページから持ち物チェックリストがダウンロードできますので、是非活用して
楽しい空撮ライフをお送りください。
・ドローン関係
ー ドローン本体
ー プロポ
ー バッテリー
ー プロペラガード
ー 予備(バッテリー、プロペラ、SDカード)
ー 充電器
ー プロポストラップ
ー その他ケーブル類
ー その他ケーブル類
・許可証
ー 飛行許可証
ー 技能認証書
・その他
ー スマホ
ー ランディングマット
ー NDフィルター
ー 風速計
ー モバイルバッテリー
ー サングラス
ー 帽子
ー プロパティリリース
ー モデルリリース
ー プロパティリリース
ー モデルリリース
車で移動する場合には、充電器が差せるソケット等があれば、車内で充電を行うことができます。
Amazonや楽天でも販売されていますので、旅のお供にいかがでしょうか。
4.特定飛行を行う場合は事前に飛行計画を通報
FISSはいつ、どこで、だれが、どの機種を飛行させているのかをリアルタイムで共有してくれます。
これにより、同じ空域を飛行するドローンの有無を確認できたり、飛行場所の飛行禁止情報を確認することができます。
2020年7月よりFISSでの飛行情報を共有することが義務化されましたので、必ず登録するようにしましょう。
これにより、同じ空域を飛行するドローンの有無を確認できたり、飛行場所の飛行禁止情報を確認することができます。
2020年7月よりFISSでの飛行情報を共有することが義務化されましたので、必ず登録するようにしましょう。
(2025年4月追記)
2022年12月より、FISSへの飛行計画登録は廃止され、DIPS2.0への飛行計画の通報制度が開始されました。
DID、夜間飛行、目視外飛行、30m接近飛行などの特定飛行を行う場合、必ず事前に飛行の許可・承認を受ける必要があります。
飛行計画の通報をせずに特定飛行を行った場合、航空法第157条の10に従い、30万円以下の罰金が科せられます。
無人航空機の飛行計画の通報要領
2022年12月より、FISSへの飛行計画登録は廃止され、DIPS2.0への飛行計画の通報制度が開始されました。
DID、夜間飛行、目視外飛行、30m接近飛行などの特定飛行を行う場合、必ず事前に飛行の許可・承認を受ける必要があります。
飛行計画の通報をせずに特定飛行を行った場合、航空法第157条の10に従い、30万円以下の罰金が科せられます。
無人航空機の飛行計画の通報要領
以上がドローン空撮の事前準備のご紹介になります。
まだドローン空撮をしたことが無い人は意外と多いと感じた方も多いのではないでしょうか。
ドローンは魅力的な技術ですが、まだまだ危険も多く、うっかりしていると思わぬ事故につながってしまいかねません。
事前準備をしっかり行って、安全にドローン空撮を楽しんでくださいね。
もしも航空法などの知識や、ドローン操縦技術を高めたいと思ったら、ドローンスクールに通うことをお勧めします。
UAVJAPANは大阪に拠点を置き、空撮・点検・測量など様々なドローン関連事業を展開しています。
ドローンスクールでは、基礎からビジネス向けの操縦技術および法規制から飛行申請実務まで充実したカリキュラムを受講いただけます。
ドローンに関わる業務への進出やドローン操縦の資格取得など、ご興味がありましたら是非、お気軽にお問い合わせください。