ドローン活用分野について(点検編)

ドローン活用分野について(点検編)

昨今、ドローン技術が普及しつつあり、街中でもチラホラと活用されているケースを見ることがありますが、実際にどの程度まで活用が進んでいるのでしょうか。
今回は、そんなドローンの活用が進んでいる分野別にその活用方法をご紹介いたします。
インプレス総合研究所の調査によると、ソーラーパネルや屋根の点検においては既に実用化されており、その他の橋梁やプラント、ビル壁面などの点検においては実証実験中であるとされております。
国土交通省におきましては、2019年2月の時点で点検の手法の一つとしてドローンの有効性が認められています。

ソーラーパネル点検

もっとも有名な分野ではソーラーパネルの点検があります。
元々はハンディタイプの赤外線カメラを持ってソーラーパネルに異常が無いかという点を確認していたのですが、通常、ソーラーパネルは相当数が設置されていることが多く、点検だけでも丸1日かかったり、メンテナンス性に難がありました。
上記の問題を解決すべく、近年ではドローンが採用されております。
ドローンであれば、数分間 ~ 数十分間飛行させるだけで、全体の点検が可能です。
また、アプリケーション上で飛行プログラムを作るだけで、自動で簡単に撮影させることができるのも魅力の一つです。
 
余談ですが自動飛行プログラムはグーグルマップのような地図上から、画面をタップするだけで誰でも簡単に作成可能です。
 
費用面におきましては、設置面積にもよりますが、1日がかりで行っていた点検が数十分以内に終わるため、ドローン導入コストを考えたとしても、大幅な削減になります。
 
 

屋根点検

次に、よくお問い合わせをいただく分野が屋根の点検分野です。
元々は長い棒の先にカメラを取り付けて確認していたり、遠くから写真を撮影して拡大して確認していたのですが、前者は何mもの長さの棒にカメラを取り付けているため、その不安定さから多くの枚数を撮影することに向いておらず、後者の場合、撮影できる箇所が限られてしまうことが問題でした。
また、屋根に登って点検することもされておりましたが、足場を組む必要があったり、屋根に登る人間の安全が確保されていなかったりで、多くの問題を抱えていました。
ドローンを活用することで、全体を真上から撮影することができるだけでなく、横方向から近づいて撮影できるため、細かなオーダーにも対応できるようになりました。
また、足場を組む必要がなくなったため、点検に大きな費用がかからなくなりました。
一度飛行させると、そのまま周辺の撮影もできるため、とある工務店様の場合、自社で施工した住宅の屋根点検を地域ごとに一括で行い、点検にかかる時間を圧縮でき、さらに顧客満足度が向上したケースもありました。

外壁点検

上記でもドローンを活用することで足場を組む必要が無いため大幅な費用の削減になるというお話をいたしましたが、マンションのような外壁を含む大規模改修におきましてもそれは同様です。
特に大規模改修前には予算を組む上で、どの部分をどの程度改修するのか当たりをつける必要がありますので、事前に足場を組み、本番でも再度足場を組むケースも多くありました。
足場の相場は一般的に㎡あたり700円 ~ 800円程度と言われていますので
一戸建ての場合、数十万円程度で足場を組むことができます。
しかし、マンションなどの場合外壁面積が5,000㎡を超えることも珍しくなく、その場合350万円 ~ 400万円も足場代がかかってしまいます。
また全体を打診検査した場合、数日間に渡って作業をする必要があり、職人の人工(にんく)代もかかってしまいます。
外壁点検の事前確認をドローンで行うことで、費用や時間が圧縮されるだけでなく、高所作業も減るため安全に点検できるという大きなメリットがあります。
下図は実際にサンプルモデルとして見積比較を行った資料です。
もちろんドローンが最も得意とするケースの見積をしていますが、それでもメリットは大きいのではないでしょうか。
以上がドローンが活用されている分野について(点検編)でした。
いかがでしたでしょうか。

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