ドローンが農業を進化させる 5

ドローンが農業を進化させる 5

2022/02/28

日本の農業従事者は年々減少し続けており更に高齢化が進んでいます(平均66.8歳)

人手不足解消にドローンを活用した農業が注目されております。

通常、農業従事者が農薬、肥料散布を行う場合、機材の費用面などから手動での散布を検討されるケースがあります。

しかし、農薬散布は農作業の中でも特に重労働で動力噴射機だけでも何十キロもの重さがあります。

また農薬は1,000~2,000倍に希釈して使用しますがそれでも人体への影響を与える事もあるため、非常に過酷な作業と言えます。

農薬、肥料散布をドローンで行うことにより、労力を大幅に減らせるだけでなく、散布者への影響も心配も無くなるため、近年、非常に画期的な手法であると、その効力が認められてきています。

肥料散布におすすめドローン(機種)

※2022年3月2日

DJI AGRAS T30 希望小売価格 1,700,000円(税別)

タンク容量 最大40kgの粒剤散布装置容量 散布幅 最大9メートル幅

特徴

・T30粒剤散布装置3.0の容量は、最大40㎏、1分当たり20㎏以上、散布幅は最大7.5ⅿ

同社デジタル農業ソリューションと併用すると、可変散布が可能になる。

・T30新型果樹散布モード ノズルが変形モードにる気流二相流構造は、果樹や様々な作物に対し、葉裏への付着を可能にした散布モード

・球型全方向レーダーシステム 障害物回避システムと適応飛行も有している。

※2022年3月9日追記

DJI AGRAS T20 希望小売価格160万円(税抜)

タンク容量16L 1時間で16haの散布 7-8分(離陸重量66.5kgの場合)

特徴

・全方向デジタルレーダー搭載、自動で障害物回避。

・リアルタイムFPVカメラと2つのサーチライトを搭載、夜間でも包括的なライブビューを提供

・全てのコアモジュールは保護等級IP67に対応、水を使って簡単な清掃が可能

※2022年3月16日追記

DJI AGRAS T10 希望小売価格  120万円(税別)

タンク量量8L 散布幅は最大6mで1時間当たり最大6.7ha 飛行時間7,8分(離陸重量26㎏の場合)

特徴

・機体を70%まで折りたためコンパクトで使いやすい

・全方向デジタルレーダー搭載、自動で障害物回避

・全てのコアモジュールは保護等級IP67に対応、水を使って簡単な掃除が可能

※2022年3月23日追記

DJI AGRAS MG-1 希望小売価格 要問合せ

タンク容量10L(粒剤10kg)散布可能面積1ha 飛行時間10~15分

特徴

・マイクロ波レーダーによる障害物検知と硬度維持機能

・自動散布システム、レーダー認識機能

・送信機は交換式バッテリーで連続使用可能

※2022年4月1日追記

mazex 飛助mini 希望小売価格550,000円~(バッテリー別売)

タンク容量5L 散布幅4m 1フライト6~10分 散布面積0.625ha

特徴

・コストを安く抑えたい方にオススメ

・軽量で折りたためてコンパクト、総重量6.2kg(バッテリー含まず)

・5kgの粒剤散布装置の取り付けも簡単

※2022年4月6日追記

mazex  飛助MG/DX 希望小売価格840,000円

タンク容量10Ⅼ 散布幅4m 飛行時間25分 散布面積 1.25ha

特徴

・低燃費で散布面積が2倍

・新型制御装置の位置情報取得アンテナは取得するGPS個数が大幅に向上しています、従来は12個~15個だった衛星数が、20個~22個ほどまでに増加しました。

・10kg粒剤・肥料・豆粒剤散布装置、10Ⅼ農業用リポバッテリー、FPVセットなど色々なオプション有

※2022年4月13日追記

EAMSROBOTICS(株) エアロスプレーヤーAS5Ⅱ 希望小売価格 要問合せ

タンク容量5Ⅼ 散布面積4Ⅼで50a 最大飛行時間12分

特徴

・粒剤・液剤対応、両アタッチメントが簡単に脱着可能

・レーザーレンジファインダーにより一定硬度での飛行が安定

・タブレットで追肥含む完全自動飛行による散布可能

UAVJAPANは大阪に拠点を置き、空撮・点検・測量など様々なドローン関連事業を展開しています。


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