今回は、ドローン操縦が初心者の方でも簡単にプロ並みの撮影手法が使える「クイックショット」というプログラムをご紹介します。
今回は、DJI Mavic 2PROとDJI Go4でのご紹介となりますので、異なる機種やアプリを使用される場合はご注意ください。
まずはアプリ(DJI Go4)画面上のプロポマークをタップします。但し、この操作はドローン離陸後でないと機能しない設定になっています。
プロポマークをタップすると、画面が切替わりますので、クイックショットをタップしてください。
すると次のような6種類の撮影モードが出てきます。
6種類の撮影モードを簡単に説明します。
①ドローニー
カメラが被写体をロックし、機体が後ろ方向+上方向に飛行していきます、
よくテレビ、映画でも使われているポピュラーな撮影方法です。
注意点 ドローンが斜め後ろに飛行していくので、ドローン後方に広いスペースが必要です。
②サークル
被写体の周りを円を描くように飛行します。
注意点 ターゲットと機体との距離が半径となる為、周囲にそれと同等以上のスペースが必要です。
③ヘリックス
機体が上昇しながら、被写体の周りを旋回して撮影を行います。
注意点 ターゲットから一定の距離まで離れながら円を描くので、設定距離半径のスペースが必要です。
④ロケット
カメラが下方向を向いたまま、機体が上昇していきます。
俯瞰(高い所から地上を見下ろしたよう見える)動画が撮影出来ます。
注意点 万が一墜落する際には頭上に機体が落ちてくるので、けがをしないよう気を配りましょう。
⑤コメット
360度、楕円を描きながら機体が上昇し、下降しながら始点に戻ります。
注意点 ターゲットと機体が離れていくので、広さのあるスペースが必要です。
⑥アステロイド
機体が後方に上昇しながら写真を撮影し、その後始点に戻ります。
注意点 ドローンが斜め後ろに飛行して行くので、後方に広いスペースが必要です。
各撮影モードについては、YouTubeにも色々な動画が投稿されていますので、クイックショットを試す前に参考にしてください。
ドローン飛行を行うときは、事前準備をしっかり行って、安全にドローンライフを楽しんでくださいね。