ジャイロセンサーは、「コリオリの力」を利用してドローンの前後の傾きと左右の傾き、回転の角速度を検出し、機体の姿勢と動きを把握します。
角速度とは、物体が回転する速度(単位時間あたりの角度移動量)のことです。
例えば、ドローンが強い風の影響でバランスを崩したときに動いた量をジャイロセンサーで知ることができ、ドローンは逆の動きをすることでバランスを立て直し安定飛行を継続することができます。
つまり、ジャイロセンサーは傾きそのものを把握するわけでは無く、1秒間あたりに移動する角度(量)を検出することになります。