ドローンのメンテナンス方法について 2021/07/26 2022/05/19 お知らせ みなさん、ドローンのメンテナンスはどのようにされていますか?お手入れはしないといけないと分かっていても、中々何をしたらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは自分でできるドローンのメンテナンス方法についてご紹介したいと思います。 目次 ドローンのメンテナンス ①機体チェック ドローンのメンテナンス ②各部の清掃 カメラレンズ 機体本体 プロペラ プロポ ドローンのメンテナンス ③バッテリーチェック ドローンの保管方法 定期メンテナンス DJIassistantでのメンテナンス 飛行マニュアルへの対応 ドローンのメンテナンス ①機体チェック まずは機体を広げましょう。プロペラやカメラが着脱式の機体の場合は外してメンテナンスしやすい状態にします。そして全体を見て、汚れや破損が無いかチェックします。 ドローンのメンテナンス ②各部の清掃 機体のチェックが終わったら各部の汚れを綺麗にしましょう。 カメラレンズ レンズ部分はカメラと同じく、市販のレンズクリーナーなどを使って綺麗にするようにしましょう。 レンズ部分は指の脂が付着する可能性がありますので、クリーニングクロスやブロアーなどを使用 して清掃しましょう。 機体本体 やわらかい布で汚れをふき取りましょう。 センサー部分などは扱いに十分気を付けて綺麗にしましょう。 プロペラ 傷やひびが入っていないか確認し、どちらかがあった場合プロペラを交換しましょう。 実際に手で触ってみるとわかりやすいかもしれません。 プロペラは消耗品ですので、交換用のプロペラを持っていない方はスペアを購入しましょう。 プロポ こちらも機体本体と同じくやわらかい布でふき取りましょう。 スティックが折れたり、欠けたりしている場合も交換してください。 各端子やケーブルなどにも破損や汚れなどが無いか確認してください。 特に端子部は錆びると操作ができなくなる可能性がありますので、十分に確認してください。 ドローンのメンテナンス ③バッテリーチェック バッテリーはフル充電状態、充電0状態での保管はNGです。60%ぐらいを目安に保管しましょう。参照:バッテリーの保管方法についてまた、バッテリーを長い間使っていると、膨らんでくることがあります。(右図参照)異常信号ですので、そのバッテリーは廃棄して新しいバッテリーを使うようにしましょう。産業廃棄物扱いになりますので廃棄する際には条例などを確認した上で廃棄するようにしましょう。参照:ドローンと産業廃棄物分からない場合は、お近くの代理店や地方自治体などに問い合わせしてみましょう。 ドローンの保管方法 ドローンは精密機械になりますので、温度変化が少なく、湿度の低いところで保管しましょう。防塵・防滴のケースがあればその中で保管すると良いでしょう。 定期メンテナンス DJI製品であれば以下のいずれかのタイミングで定期メンテナンスを受けられることが推奨されています。①1年に1度 ②飛行時間100時間以上 ③飛行回数400回以上DJI公式ホームページから申し込みが可能です。 DJIassistantでのメンテナンス DJIではPCに接続して精密な動作確認を行うことができるDJIassistantが公式サイトからダウンロード可能です。機種毎にアプリケーションをダウンロードする必要があります。ビジョンセンサーのエラーが出た際にはDJIassistantからキャリブレーション可能です。 飛行マニュアルへの対応 航空法に基づく許可及び承認をお持ちの方は、飛行マニュアルに従った点検・整備にもお気を付けください。①20時間の飛行時間毎に点検実施する。 ②点検・整備の実施記録を作成し、保管・管理する。 ※飛行マニュアルについては、「飛行マニュアルって何?_その1及びその2」をご覧ください。 ドローンは精密機械になります。しっかりとメンテナンスしてあげることで、寿命を延ばすことが可能です。事故を起こさないためにも重要なことですので、一度も行ったことがない方は是非やってみてください。 UAVJAPANドローンスクールでは、基礎的な操縦技術から法規制・申請実務まで充実したカリキュラムが受講できます。ご興味がありましたら是非、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ ドローンに関するお問い合わせはお気軽にどうぞ